質素な社会V2−10 幸せって何だっけ?(What is Happiness?)

・「幸せは自分の脳が決める」そうな。
出典:マーシャ・シャイモフ [著]・茂木健一郎[訳]「「脳にいいこと」だけをやりなさい!」三笠書房(p.2)
・この本によれば、同じことを繰り返すと「脳の神経回路」が強化される。
つまり、幸・不幸も、脳の思考習慣で強化されることとなる。
・成長社会では、もっと豊かになる、いつか豊かになるという期待が心を明るくしたが、質素な社会では、「もっと」、「いつか」は期待できない。
・質素な社会では、経済成長に伴い比較的手に入れやすかった「お金や地位に左右される幸せ」だけじゃなく「生きていることを楽しめる幸せ」を目指すことが、楽しく生きるために必要になる。
・、質素な社会では、「いたるところにある楽しみを、健康や美容、成長につなげる」。もっと具体的には「今現在いたるところにある楽しいことを、しっかり味わって、心配事をコントロールする」ことが楽しく生きるための方法なのだ。
○心配事のコントロール
・ところで、先ほどの本によれば、人の脳は太古より「恐怖」と「不安」の二つの「警報システム」がプログラムされているそうな。
・そして、これらの「ネガティブ」なものは、しっかりと神経回路により記憶され、「ポジティブ」なものは、記憶されにくいそうな。
・成長社会から質素な社会へと向かっている何かとストレスの多い現代社会では、何もしなければ、脳の中で「ネガティブ」な神経回路が強化され、「ポジティブ」な神経回路は圧倒的劣勢になってしまう。
・ そこで、「ポジティブ」な神経回路を意識して養成することが必要になってくる。
・次回は、「ポジティブ」な神経回路の養成について語るのだ。