質素な社会V3−14 おいも生活
・今回は、「おいも生活」について語るよ。
・さつまいもは江戸時代から多くの人の命を助けて来た。
・でも、人は、さつまいもだけで生きられるのだろうか?
・厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2010年版)と文部科学省の食品データベースをもとに1日の摂取量を計算した結果がこれだ。
・さつまいも 1,200g(中3本)
・サケ缶中骨水煮 200g(2缶)
・ゆで卵 200g(4個)
・納豆 50g(1パック)
・調整豆乳 300g(コップ1.5杯)
・ほうれんそう 150g(4分の3束)
参照
※厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2010年版)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html
※食品成分データベース(文部科学省)
http://fooddb.jp/
・運動量によってカロリーが少々不足する場合は、ごはんで調整するといい。ごはんは脂肪をほとんど含まないからだ。
・もちろん「おいも生活」のためには、さつまいもでもいいのだが、さすがに、さつまいも3本はきつい。食べようと思っても喉を通らなくなってしまうのだ。
・ちなみに、この場合の1日の食費は860円。
・さつまいも(中3本) 300円
・サケ缶中骨水煮(2缶) 200円
・ゆで卵(4個) 80円
・納豆(1パック) 30円
・調整豆乳(300g) 100円
・ほうれんそう(4分の3束)150円
・世帯の人数を3.1人とすると、2,666円。
・1カ月、約8万円となる。
・1年間では、約96万円
・総務省「家計調査」のデータによると、平成20年の平均世帯人員は3.13人、世帯主の平均年齢55.7歳、消費支出は1カ月平均30万円、そのうち食費は約7万円だそうな。
出典:生命保険文化センター
http://www.jili.or.jp/lifeplan/houseeconomy/asset/1.html
・「おいも生活」では、6種類の食品で生活できるけど、ひと月の食費が1万円高くなってしまうことが分かった。
・残念です!