宇宙との対話V4−24 しぼむ私

ある老人が風に向かって
「私は人生で本当に大事なことに専心し、人を愛し、信じ、受け入れる努力をして、もっともっとと欲張ることもなく生きてきたのに、近頃しぼんできたと感じるのは、どうしたことでしょう」
と尋ねたら。
風は
「お前のように豊かな人間がしぼまないためには、爆発するか、豊かさを削るしかない」
と答えました。

すると老人は走り出し、やがて倒れました。