96 脳の働き【知性を探る】宇宙との対話

96 脳の働き【知性を探る】宇宙との対話
・計算論的神経科学では、外界の状況を認識・学習するという大脳皮質の主な機能は統計学的に説明できるという説がある。
・この説によると、大脳皮質の神経回路では、コンピュータで確率計算により最適な選択を行ったり、結果から原因を推測するのと同じようなことが、現在コンピュータで行っている計算量よりも少ない方法で行われているそうだ。
・ 脳の計算速度については、すでにスーパーコンピューターで実現されている。
・ 10〜20年後には、小型計算機で人間に近い認識・学習能力を持つ知能が実現する可能性があるそうだ。

【参照】「大脳皮質とベイジアンネット」一杉裕志
    http://staff.aist.go.jp/y-ichisugi/besom/29_412.pdf

【参考】
2018年 人間の脳を超える能力をワンチップのコンピュータが持つ。※1
2030年 人間並みの知能を持ったコンピュータが出現する。※2、※3
2040年 人間の脳の10万倍の能力をワンチップのコンピュータが持つ。※1

※1.ソフトバンク新30年ビジョン
※2.Wikipedia 人工知能の歴史
※3.「大脳皮質とベイジアンネット」一杉裕志
   http://staff.aist.go.jp/y-ichisugi/besom/29_412.pdf