17 特殊相対性理論が明らかにした宇宙【宇宙とは】宇宙との対話
17 特殊相対性理論が明らかにした宇宙【宇宙とは】宇宙との対話
・・・1905年 アルベルト・アインシュタインが発表した電磁気学の理論
:宇宙は時間と空間という4次元の世界であり、観測者から見た「時空」は、ローレンツ変換により補正され、伸びたり縮んだりする相対的なもの。
・宇宙船の長さは前後方向に
の割合で縮む。
(V:運動する速度、C:光の速度)
・運動する系では、外部の系に比べて
だけ時間の進み方が遅れる。
・運動する物体の質量は光速に達すると無限大になる。
・唯一変わらないのは、光(電磁波)の速さだけである。
※特殊相対性理論は重力のない状態での慣性系を取り扱った理論である。
※特殊相対性理論と一般相対性理論(general theory of relativity 1915年 - 1916年)の2つの理論をあわせて相対性理論と呼ばれる。
※相対性理論では、ニュートン力学で記述すると誤差が大きくなる現象(光速度に近い運動や、大きな重力場における運動)を正しく記述できる。