質素な社会V6−3 「質素な社会」を楽しく生きる方法 How to enjoy Simple society

「質素な社会」を楽しく生きる方法 How to enjoy Simple society

・ 「質素な社会」は、1人当たりのエネルギー消費量が現在の半分程度で、経済が縮小し、雇用不安が高まり、生活レベルが低下した社会だ。
厚生労働省の「平成20年版 労働経済の分析」では、生活に満足感を持つ人の割合が1992年5月に約70%、2007年7月には約63%だった。
http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpaa200801/b0059.html
・ 1991年2月頃までがバブル期だから、経済の停滞とともに、徐々に満足感が減少している。
・ これまでの経済成長型の価値観のままでは、「質素な社会」(SIMPLE SOCIETY)では、満足感の減少に伴い、人生を楽しみながら生きることが難しくなると予想される。
・ そんな社会で、人が楽しく生きるための基本となる言葉がこれだ。
○ 「人間は労役し、そして悲しみ、学び、忘れねばならない」
   That man should labour and sorrow, learn and forget.
   (ウィリアム・ブレイク(William Blake)の詩の一説)
・ これが人生というもの。楽しんだり、遊んだりすることは、おまけなのだ。
・ 少し悲観的に聞こえるかもしれないけど、人類史上、大半の人々の人生はこの言葉に 当てはまる。
・ 現代人の大半は、テレビを見たり、ネットをしたり、余暇を楽しむ時間があるので、人類史上かなり恵まれた状況にある。
・ 生活レベルが低下しても、工夫次第で人生を楽しく生きることができるのだ。

・In "Simple Society", energy consumption per capita is about half, the economy shrinks, job insecurity increases, the level of society's life reduces.
・"Economic Analysis of Labor(Ministry of Health), 2008 Edition" provides that the proportion of people with life satisfaction was about 70% in May 1992 , 63% in July 2007.